今回は「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」
通称「HSP」についてお話ししていきたいと思います。

「HSP」って言葉は聞いたことありますでしょうか?
みなさんどんなイメージですか??
suisuiは自称「HSP」な「陰キャ」なのですが、なぜそう思うに至ったのかも
考察してお伝えします。
「HSP」とは
「HSP」とは?
日本語に訳すと、「非常に繊細な人」。
周りからの影響を受けやすい、敏感、
普通の人なら気にしないようなことで心が乱される、気質のことを言う。
「HSP」気質の人は、脳の神経システムの『感じる力』が生まれつき強い
という特性を持っています。
昔はデメリットばかり研究されてきたこの「HSP」ですが、
近年、メリットを調べた研究が表れるようになってきました。
「HSP」で辛い思いをしているわれわれにとっては、とてもありがたいお話しです!
「HSP」と「内向型(=陰キャ)」は同じ?
ここ数年、よく聞くようになった「HSP」という言葉。
「HSP」と「内向型(=陰キャ)」は似ている部分もあり、
同じ意味だと捉えられることも多いのですが、ちがう気質と言えます。
「深く処理する(=考える)」、「刺激を受けやすい」などは重なる部分です。
しかし「HSP」だけの特徴がいくつかあるのです。
また、「HSP」にも「内向型(=陰キャ)」な人と「外向型(=陽キャ)」な人がいて、
その割合は、7:3だと言われています。
「内向型・陰キャ」について詳しく知りたい方は、
ぜひこちらの投稿をご覧ください。
「HSP」の特徴
HSPの気質は変化しない
『世界一やさしい内向型の教科書』(世界文化社)の著者 井上ゆかりさんは
本書内でこうおっしゃっています。
「内向型(=陰キャ)」と「HSP」のもっとも大きなちがいは、
気質が「変化するかどうか」である。

気質の変化って?
どゆこと?
「内向型(=陰キャ)」の度合いはある程度生まれつき決まっていますが、
年齢を重ねたり環境が変わったりすることで、内向度は変化する可能性があります。
一方「HSP」は生まれ持った気質で、年齢や環境によって変化しないと言われています。
「HSP」は五感が鋭い
「HSP」は五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)が鋭いと言われています。
「内向型(=陰キャ)」も刺激に敏感なので鋭い人もいますが、
直接的な関係はないようです。
「HSP」は他人の感情や機嫌を敏感に感じ取る
「HSP」は共感力が高いため、他人の感情や機嫌を敏感に感じ取ります。
勝手に相手の感情が伝わってくるという感覚なので、結構辛いです。

知りたくもないのに察してしまう・・・。
そして、気にしなくていいのに気にしてしまう。
あるあるですよねぇ。
「HSP」は自分と他人の境界があいまい
先ほどお伝えした「HSP」の共感力。
その高さは、自分と他人の境界線をあいまいにしてしまうほどです。
たとえば・・・
- 人の怒鳴り声を聞くと、自分が起こられているかのように感じ、動揺する
- 感動的な場面を見ると、自分のことのように嬉しくなり、号泣
- 辛く苦しい心情の人を見ると、自分がそうであるかのように感じ
悲しくて涙が止まらなくなる
など
suisuiは「HSP」か?
「HSP」という言葉との出会い
まず、suisuiが「HSP」という言葉を知った経緯をお話しします。
当時、やりたくもない仕事で疲弊し、爆発寸前だったsuisuiは「自己理解」と出会い、
自分を見つめ直しておりました。
そんなときにある動画を拝見して、知ることになったのです。
suisui、ショックを引きずる
昔からの考え方や価値観を自己理解する中で、いつもある1つのことが思い出されます。
(もちろん、他にもいろいろなことを思い出しながら自分を深堀っているのですが・・・)
それは、小さいころからの親友のある一言でした。
天真爛漫で、自分の意見を持ち、言ったことは確実に実行し、
他人とのコミュニケーションが大得意な親友が何気なく言った一言。
「suisuiってわがままだよね~」
「・・・自分ってわがままなのか!?」と、
suisuiはかなりなショックを受けました。
確かに小さいころは末っ子ということもあり、かなりのわがままを許して
もらっていた気がします。
ですが、物心がつく頃には我慢を覚え、やり始めたことは最後までやり通し、
周りの感情に気を使い、言いたいことの半分も言わずに、苦手なことも真面目に努力し続けてきたと
思っていたsuisui。
最初は怒りが湧いてきて、感情に任せて「おまえもわがままだろ!」と言い返したsuisuiですが、
その後も事あるごとに思い出し、段々と悲しみが湧いてきて、
わがままになるまいとより気を張って生きるようになりました。
実は「自分軸」であるべき
一方親友は全然気にした様子もなく、変わらない自分で生きている。
自分はこんなに気にして悩んでいるのに・・・。
それさえも悔しいと思っていました。
でも、親友の姿が本来あるべき姿なのだと今は思っています。
つまりは「自分軸」で生きる人生!

suisuiがわがままかどうかは別として。笑
他人にわがままと言われても気にしない人生。
むしろわがままがいい!
親友にわがままと言われた理由
実際に、親友に「わがままだと思う理由」を聞く勇気がなかったsuisuiは、
自分の何がわがままだったのかを1人で考えていました。
いくつか思い浮かぶ考えをあげてみると・・・
- 親友は買い物が大好きでそれに付き合って店を回るが、すぐに疲れてしまい付き合えない。
疲れが顔に出てしまう。 - すくに休憩を求めたり、親友と一緒に楽しめない。
- 旅行に行っても沢山の場所をできる限り楽しみたい親友に対し、
宿でぼーっとしたいsuisui。(付き合い悪い) - 自分の体力優先で、周りに気を遣えていない。
- 自分に興味がないことは前のめりで話せない。
など
なんで一緒にいるんだ、おまえら。
とよく言われます。笑
「HSP」という言葉を動画で知る
わがままと言われないようにいろいろ対策してみたものの、疲弊していくsuisui。
会ってしまえば長時間話したり、楽しい時間を過ごせる親友なのですが、
会うまでは毎回「行きたくない・・・」と思ってしまう。
そんな自分にも自己嫌悪でした。
しかしあるとき、自己理解の動画で「HSP」という言葉を知ります!!
(知るまで長かったですね、すみません。汗)
その動画では、まるでsuisuiのことを見ておっしゃっているかのような、
先ほど記述したsuisuiの悩みを「HSP」であると説明していました。
「これってもしや、そういう気質の人たちが存在する?のか。」と気付き、
速攻ネット上のセルフチェックをしてみた結果、まぁ高い評価で「HSP」と出たわけです。
しかし、専門医に診断されたわけではないので、自称「HSP」と名乗らせてください。
さいごに
さて、ながながと「HSP」のことを話してきてしまいましたが、皆さんはどう思いましたか?
こうような気質を持っている人たちが確かに存在していること、
どのような悩みを持っているかなど、少しでもお伝え出来たのであれば嬉しいです。
また、自分がこのような気質で辛いと感じている方に
少しでも気付きを提供できたのであれば幸いです。
次回は「HSP」のメリットについて、深堀りしたいと思います!
「HSP」は強みを活かせれば、大活躍みたいですよ!?
一緒に学びましょう!

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