前回に引き続き「HSP」についてお話ししていきます。
「HSP」について、詳しく知りたい方は、
まずこちらをご覧ください。

今の世の中デジタルの進歩は目まぐるしく、浅い思考はAIに取って代わられるのが
当たり前になりつつあります。
ですが、そんな中で「HSP」は非常に深い思考を持っていることがわかっていて、
この能力は、これからの時代を上手く生きていくために
重要な才能だと言えます。
しかし、デメリットもたくさんあります。
情報があふれている時代なので、情報に圧倒されプレッシャーで
潰れてしまう人も結構いるようです。
では、どうしたら「HSP」の人たちが、その持って生まれた「HSP」という能力を活かせるのでしょうか?
「HSP」の活かし方 おすすめ5つ
その1 自分が敏感であることを受け入れる
われわれ「HSP」は、自分でも気が付かないうちにいろいろな刺激を受け取ってしまうが故に、
自分の性質をネガティブなものと捉えて抑えてしまいがちです。
- 「みんなのようにやらなきゃ!」
- 「周りと同じ環境で頑張らなければいけないんだ!」 など
しかし、普通の人と「HSP」では持っている能力がちがうんだから
成功の仕方・活かし方もちがってくるはずなんです。
みんな同じことをして成功するわけないですからね・・・。
「HSP」を変えよう・抑えようとするのではなく
まず、その敏感さを受け入れること
敏感であることのデメリットをなるべく抑えて、敏感さを利用し他人に貢献すること。
できないことを潰すより、できることで貢献した方が、周りは認めてくれるものなのです。

suisuiはよく仕事の凡ミスをするけど、
お客さんの気持ちを汲み取るのがうまいから雇ってやろう・・・的な?笑
その2 静かな環境をつくる
敏感な人が上手く生きていくには、「HSP」特有の能力を発揮することが必要です。
<「HSP」の能力>
- 創造力の高さ(クリエイター資質がある)
- パターンシーカー
(環境やデータ、情報などからパターンを見つける能力や傾向を持つ人々) - 深い思考が得意
- 環境把握能力が高い
- 思いやりが強い
- 信頼されやすい など
われわれ「HSP」はいろいろな能力を持っているのですが、
じつは、静かな環境をつくらないとメリットが発揮されません!!
そのため、自分で環境をちゃんと整備することが重要なのです。
静かで過剰な刺激のない環境づくりさえできれば、本来の能力を発揮できます。
そう・・・環境さえ整えば!
その3 考えすぎや直観をリフレームする
(リフレーム:物事や出来事、状況などの枠組みを変えることで、別の視点から見ること)
他人よりも物事を深く考えすぎる傾向にあり、1つの物事を何度も何度も考え直すことが
多い場合は「HSP」の傾向がかなりあるようです。
「考えすぎを直したい」と思われることも多いかと思いますが、
そうではなく、リフレームしましょう。
『考えすぎ=他人より見落としに気付いているから』
考えすぎや直観を否定せず、
「情報を深く読んでいるから他人よりも見落としに気が付いているんだ」
と考えてみてください。
見落としに気付きやすいが故に貢献できると考えておくと、
考えすぎで自分を責めなくなります。
貢献して、受け入れられたらそれでOK。
考えすぎな場合は、周りが指摘してくれるので自分も気が付ける。
大事なのは、周りが見落としている可能性を指摘することだそうです。

suisuiの場合、まず、周りに指摘することが難しい。
自分の意見を取り入れてもらえる可能性が低いことからの恐怖で
発言をやめてしまう。
そして、自分と周りとの考え方にかなりズレがある環境にいるので、
考えすぎだと否定される回数が多く、自己否定に陥る。
というふうに感じました。
この方法はsuisuiには結構難しいな・・・。
その4 スケジュールに空きをつくる
これは、静かな空間で何もしない時間をつくる、ということです。
「HSP」の人は、静かな空間で何もしない時間の有無で
能力を発揮できるかが、かなり変わってしまう!ということがわかっています。

これって「陰キャ(=内向型)」と同じじゃないっすか!笑
共通点みっけ。
「HSP」の人の、敏感すぎる自分の心を開放する瞬間をつくってあげましょう。
たくさんの情報を取り入れてしまうので
脳が処理しきれない情報が、常に脳に溜まってしまいます。
なので、溜まった情報を処理できるように
毎日、静かな場所で何もしない時間をつくってみましょう。
ぼーっとしたり、瞑想したり、温泉入ってのんびりしたり・・・。
ぼーっとしている時に、取り過ぎた情報を脳が取捨選択します。
過剰な刺激を減らし、他人が気付かない意外な解決策を思いついたり、
新しい視点を見つけることができたりします。
また、「HSP」のほとんどの人は、日常的に焦っていることが多いです。汗
なので、外からの情報をなくせば適切に処理し、解決することができるというわけです。
そんな時間を、1日1~2時間(15~30分でも可)は取りましょう!
その5 敏感ブースト効果を利用する
(敏感ブースト効果:敏感な人ほどポジティブな介入が効きやすい)
例えば、「HSP」の人の方が、コミュニケーション技術を学ぶと
カップルの破局・離婚の危機からの回復率が高かったり、
うつ病対策セラピーの効果が大きかったり・・・。
また、ちゃんと治療を受けた場合のうつ病からの回復も
通常より効果が高いそうです。
つまり、「HSP」は普通の人より心理学的な介入・効果が高くなりやすい
のです。
しかも、普通の人より10倍も効果が出やすいらしい!

これってすごくね?
そのため、「HSP」の人は心理学など勉強するのがおすすめのようですよ。
さいごに
今回紹介した以外にもたくさんの能力がある「HSP」。
この能力を活かして、日々を楽しくラクに生きていきたいですね!
ほんと、なんでこんなに辛くなってしまったんでしょうかね~?汗
それでは皆さん、次回のブログで。
これからもsuisuiの考察・自己理解は続く!!

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