はじめまして、suisuiと申します。
今までの人生で「自分はなんて陰キャなんだろう・・・」「陽キャになりたい!」と、陰キャに対してネガティブな感情を持ったことはありませんか?
かく言う自分もずっとそう思って生きてきました。
そんな皆様にお伝えしたい。「陰キャ」は悪者でも短所でもないのです。
今回は「陰キャ」の本質とはなにか、自分の実体験を含めて解説していきます。
陰キャとは?
現代社会での根強いイメージは、「陰キャ」=暗い性格、
コミュニケーションが苦手、いつもひとりでいる・・・って感じかも。
こんな風に悩んでいるあなたは、もしかすると「陰キャ」かもしれません。
「陰キャ」は性格分類でいうと「内向型」と言います。じつは「内向型=陰キャ」と
「外向型=陽キャ」では脳や遺伝子のつくりに違いがあることがわかっています。
思考回路から違うのです。
「陰キャ」の生きづらさ
社会の「内向型」の人間が、ダメな人間として扱われていることが多いですが、
それは悲しい間違いです。
小さなころから集団生活で外向的にふるまうことがよしとされ、無意識のうちに
内向的な自分を否定するようになってしまうわれわれ「陰キャ」。
友人たちとのコミュニケーションでも、盛り上がっている会話には入って
いけないことがあったり、友人と別れてひとりになった帰り道で、
「ひとり反省会」が止まらなくなってしまったりします。
うまく受け答えできなかった、自分の考えを伝えきれなかった、
思うようにリアクション取れなかった・・・止まらない反省会。あるあるですねぇ。
うまく出来なかったことばかりに目が行き自分に厳しくダメ出しするクセが
ついてしまうと、自信がなくなっていき、他人とコミュニケーションを取ることが
嫌になってしまいます。
不思議なことに、うまく出来たことはすぐ頭から抜けていくのに、
うまく出来なかったことはいつまでも引きずってしまう。
自分もそのことにやっと気が付けるようになってきました。気付くことが第一歩なのです。
社会に出ても生きづらい
最近ではいろいろな働き方スタイルが出てきてはいるものの、多くの職場は
今でもわれわれ「陰キャ」にとって、生きづらさを感じやすい環境です。
このようにわれわれは、長年の社会生活で「外向型(=陽キャ)の人が優秀である」
という価値観の中で生きてきました。
「もっと自主的に頑張らないと」「思ったことをすぐに言えるようにならないと」
「興味のない話でも笑ってついていかないと」など、自分と反対の「外向的であるべき」
という価値観が生きづらさの原因。
この価値観の中で生き続けると、自分でも気が付かないうちに「もっと努力しなくちゃ」
「今の自分ではダメだ」「出来るようにならなくちゃ」という自己否定の思い込みが
染みついてしまいます。
その結果、「陰キャは直すべきもの」「陽キャにならなきゃ」という考えが自然と
強くなっていく、ということなんです。
「陰キャ」の誇れるポイント
しかし「陰キャ」には「陰キャ」、「陽キャ」には「陽キャ」の才能・強みがあります。
「陰キャ」の1番の強みは
自分が興味のあることを深く突き詰められること
他にも・・・
- 人と会話するときに、聞き手に回って傾聴することが出来る。
- 少数の深い人間関係をつくることが出来る。
このような強みを活かして有名になった人たちは世の中にたくさんいます。
例えば、「ビル・ゲイツ」「マザー・テレサ」「ウォーレン・バフェット」「イーロン・マスク」
みんな「陰キャ=内向型」です。
皆様にお伝えしたい。「陰キャ」は悪者でも短所でもないのです。
さぁ、皆さんも「陰キャ」を誇りに、本質を知ることから1歩を踏み出しましょう!