こんにちは、suisuiです!
前回のブログは、「コーチング」ってなんぞや?というところから
「コーチング」スクールで学んだ”自己理解”についてお伝えしました。
今回は、自分と相手との”関係性”をどうもつか。
つまり、「コミュニケーション」の取り方について学んだことをシェアしたと思います!
前回のおさらい
前回は、自分を知り、他人を知り、多様性を受け入れる、
他人と関わるための”自分自身をうまく使える力”についてのお話しでした。
自分が、どう思って、どう反応して、どういう結果になったのかを
自己理解する勉強でしたが、見て見ぬふりをしてきた自分の”地雷”を掘り下げて見つめるという
マジでツライ修行でした・・・。笑
しかしその結果、自分が思うことと他人が思うことには差があることを
改めて納得することができました。多様性ですね!
わかっているようで、じつはみんな気付いていないこと。
自分が思っていることと相手が思っていることって
かなりちがいがあるってことを実感しました!

話さなければわからないですよね~。
忘れがち!
スクールで学んだこと 後編
さてさて、自己理解をして自分自身を扱える力について学んだ次は、
他人と関わる力についてです!
他人を支援する「コーチング」には他人と関わる力が必要。
つまり、相手を観る、思いを聴く、相手に合わせて伝える。
ということです。
自分を掘り下げる授業はタヒにそうでしたが、
他人と関わる力についての勉強はけっこう面白かったです!
寸劇とかしました。笑
コミュニケーションってやっぱりむずかしい!
コミュニケーションってズレる
じつは日々の会話の中で日常的に起こっているコミュニケーションの「ズレ」。
みなさんは自覚しているでしょうか?
先ほどもお伝えした通り、われわれが”どう思うか”にはちがいがあります。
なので、「ズレ」なんて簡単に起こってしまうのです。
そして、その「ズレ」がストレスや不安、怒りに発展してしまうのです。
だからこそ、双方「ズレ」ない工夫・努力が必要なんですよね!!
言葉以上に重要なこと
コミュニケーションというと、言葉づかい、言葉えらびが重要だと思われがちですが、
なんと!それ以上に、見た目や声が重要らしいです。汗
言葉よりも視覚的情報や聴覚的情報の方が、コミュニケーションにおいて重要視される
というのが実験でわかっています。
つまり、言葉よりも身だしなみ・表情・目線、また声の大きさ・トーン・速さの方が
相手に伝わるということです。
より良い関係性をつくる・保つためには、気を付けたいですね!

お!これも「ズレ」を防ぐためのひとつの工夫ですな。
コミュニケーションスタイルを学ぶ
誰しもコミュニケーションを取るときの傾向や好み、クセがありますよね?
普段はあまり意識していないかもしれません。
でも「ズレ」を防ぐためには、自分の傾向や好み、クセを自覚し、
相手の傾向や好み、クセを知り対策することが
いい関係性をつくる1歩となります。
まずは自分のスタイルを自覚しましょう!
また、「スタイル」なので、それが絶対というわけではありません。
「タイプ」ではないので。そういう傾向、ということです!
ちなみに、こういう時はこの「スタイル」、こういう時はこっちの「スタイル」、
というふうにその時の状況や場面、相手によっても皆さん「スタイル」を使い分けているように思います。
suisuiのコミュニケーション「スタイル」
例として、この講座を受けているときの
suisuiのコミュニケーション「スタイル」(傾向、好むかかわり方)をご紹介!
1.しゃべりの特徴(調和が大事、合意したい「スタイル」)
2.嫌いなコミュニケーション(お役に立ちたい、認められたい、実感したい、一緒にしたい、和と協調「スタイル」)
3.好みの支持のされ方(感情で働く「スタイル」)←こんなのあるんすね。笑
などなど。
全部で4つの「スタイル」に分けて学んでいったのですが、
ここではsuisuiの「スタイル」のみの紹介になります。
みなさんのなかにも、思い当たる方がいらっしゃったら
suisuiと同じ「スタイル」なのかもしれませんね♪
コミュニケーション「スタイル」活用の注意!
前提として、コミュニケーション「スタイル」は
お互いに歩み寄るための道具であることを忘れずに!
先ほどからお伝えしていますが、「スタイル」はひとつに限定するものではありません。
決めつけやレッテルを貼らないように注意です。
また、できない、やらない言い訳にも使わないように。笑
苦手な「スタイル」同士も存在しますが、お互いを補完し合える関係にもなれる可能性があり、
多様性を活かして協働できるチームもつくれる関係であります。
ヒトとヒトとの「境界」(距離感)を学ぶ
境界ってなんぞや?
ヒトとヒトとの関係性において引かれる境界線。
自分と相手とに距離感って大事ですよね。
多くの場合は、暗黙のうちにお互いにとって無理なく
心地よい程度の「境界」ができていますが、
ヒトそれぞれ境界線の引き方にもちがいがあります。
そして、ここでも自己理解!
自分にとって心地よい「境界」はどこか、また、どのような「境界」になりやすいのかを
考えていきました。
境界の種類
「境界」には目に見えてわかりやすい「境界」と
目に見えなくてわかりづらい「境界」があります。
前者は、身体の境界、時間と空間の境界、持ち物・金銭の境界。
後者は、感情の境界、責任の境界、尊厳の境界、思考・価値観の境界。
などが存在します。
わかりやすい「境界」は目に見えるので侵入されたときに”No”と言いやすいです。
一方、「感情や責任の境界」は多くのヒトにとってあいまいになりやすいようです。
「感情の境界」と「責任の境界」
この2つはお互いに絡みあっています。
相手の感情にたいして責任を感じたり、自分の感情を相手のせいだと感じてしまうのは、
「感情の境界」が保てず、「責任の境界」もあいまいになっているから。
相手の問題と自分の問題がごっちゃになってしまい、
相手の問題にクビをつっこんだり、自分の問題を相手のせいにしてしまったりしてしまいます。
でも、こんなことって日常茶飯事じゃないですか?(suisuiだけかな?汗)
「自分の責任」と「相手の責任」
suisuiは、自分の発言が相手を不快にしてしまうことを
すごく恐れて生きてきました。
自分が言わなければ相手が不快に思うことはないのですから。
しかし、この学びから察するに『相手がどう思うかは相手の責任』なのです!!
これを聞いたときにすごくビックリしました。
目からウロコでした。汗
解釈がむずかしいのですが、
ポイントは、どう思うか、その感情をどう扱うか、どう解釈するかは相手の責任だということ。
そして、こちら側にはコントロールできないものということ。
もちろん、良い関係性を保ちたいならばお互いの歩みより、つまり
双方の良いコミュニケーションを取ろうとする工夫・努力が必要です。
相手が不快に思うようなことは「言わない」選択をしたり、
発言したことによる結果には自分の責任がともないます。
しかし、受け取る側も相手がどんな「スタイル」でどう思ってそんな発言をしたのか
理解しようとする、解釈する、扱う責任がともなうのです。
そうか、たしかに!! だってヒトそれぞれだもの!!!
それで合わないとお互い思えば、それはそれ。
自分が悪いわけではありません。
「言う」のも「言わない」のも自分しだい。
という言葉がストンと腹落ちした瞬間でした。
そこに自分の責任は関係ないのです。
『選択』していいのです!
境界の状態
「境界」の状態には、主に5つの状態があります。
相手や時と場合によっても変わっていきます。
1.境界がほとんどない状態
・他人から侵入された状態
・他人の領域に侵入した状態
2.境界が一部もろい状態
3.適切な境界を維持できている状態(←理想の状態)
4.カベのような境界がある状態
5.境界がほとんどない状態と、カベのような境界がある状態とを行き来しているケース
suisuiの「境界」は?
時と場合によって変化する「境界」。
わかりやすくsuisuiを例にご説明しますね!
上記ような、自分の発言が相手の不快につながると思ってしまっている場合、
【1.境界がほとんどない状態の他人から侵入された状態・他人に侵入した状態】
だと言えるでしょう。
相手から言われたままに動いたり、相手の期待に限りなくこたえようとしてしまいます。
たとえば、幼少期。
suisuiの父親は、典型的な昭和の頑固オヤジでした。笑
周りに対して文句ばかり。
テレビに向かって怒鳴ったり、手拭きを投げたりするようなヒトです。汗
もちろん、われわれ子供たちも怒鳴られます。
父親が機嫌わるく怒っていると、なんとか鎮めようと必死になったり、
自分の言動のせいだと思い、同じ部屋にいるのを避けていました。
コミュニケーションの”コ”の字もないっす・・・。
まさに、自分の「感情の境界」に相手の侵入をゆるし、
相手の「責任の境界」に侵入した状態ですね!
こう考えると社会の皆さんもけっこう「境界」ってあいまいじゃないですか?
周りのヒトとの関係がどの「境界」にあるのか、ぜひ考えてみてください。

いまでは年を取って
だいぶ丸くなったな、オヤジ!笑
めざすは、「安心・安全・快適」な関係性!
目標は誰とでも、「安心・安全・快適」な関係性を保つこと。
互いに歩みよることはもちろん必要ですが、どちらか一方が無理をしている関係ではなく、
お互いを尊重し、お互いを受け入れている状態がベストですよね!
ありのままの自分で、ありのままの相手を受け入れて、
一緒に楽しめて、責任をわかちあい、お互いに成長を認め合える関係性をつくる。
それが一生を通しての課題ですね!
みがけ!コミュニケーションスキル!
アサーティブコミュニケーションを学ぶ
今回の講座で、基本でもあり、また根本を解決するためのコミュニケーションスキルを
ひとつ教わりました。
それは、『アサーティブコミュニケーション』というスキルです。
アサーティブなコミュニケーションとは、自分と相手の人権 (アサーティブ権) を
尊重した上で、自分の意見や気持ちをその場に適切な言い方で表現することであるとされる。
アサーティブの4原則は、率直、対等、自己責任、誠実である。
参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B5%E3%83%BC
%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E3%83%8D%E3%82%B9
そして、前回お話した、ついつい衝動的な反応が起こってしまうきっかけの”地雷”。
自分の思いをアサーティブに言えないことがこの”地雷”を生み出してしまう原因のひとつなのです。
ようは、アサーティブに発言できたら”地雷”も減るってこと!
感情の伝え方
自分がどんな「感情」をもっているか、意識することって少ないかもしれません。
気づかないヒトも多いと思います。
それを言葉にするのってむずかしいんですよね~。汗
言語化できず、無意識に3つのパターンのどれかをやりがちのようです。
皆さんはどうです??
1.攻撃する
2.嫌味を言う
3.我慢する
suisuiは、もっぱら 3.我慢する ですね~。
でも、この3つでは感情なんて伝わりませんよね。
そこで、アサーティブコミュニケーションです!
改善点をふまえて実践!!
さぁ、4~5人のグループに分かれて実践練習です。
実際にあったそれぞれの過去の体験をモデルに、
状況を分析、自己理解し、改善点をふまえ、小芝居をするという・・・。笑
めちゃめちゃ緊張しましたが、皆さんからたくさんのアドバイスを頂けましたし、
こちらの感情が、思っているほど相手に伝わっていないことを再認識しました!
例えば、
suisuiが『困っているので、改善して欲しい』と思ってそれを友人に伝えたとします。
しかし、友人のコミュニケーション「スタイル」的には
「それほど困っている感じはしないので、わがまま言っても大丈夫そう♪」
と受け取られてしまったようで、押し返されてしまいました。
suisuiは正直、「マジかよ・・・。suisuiこんな困ってるじゃん。」
とビックリしたのですが、やはりヒトによって感じ方はちがうんですね~。
困ってる度が伝わりにくい、むしろ遠慮してる?くらいに感じたと言われてしまいました。泣

伝わってねー。
しかし、アドバイスを頂き、改善点をふまえ再チャレンジ!
とてもよくなった!伝わった!と褒めていただいたのですが、
suisui的には、そんな率直にきつく言ってもいいの?と
心がけっこうざわつきました。
皆さんは全然きつくないとおっしゃるので、
コミュニケーションって不思議ですわ~。笑
さいごに
さて、今回の講座で学んだことをざっとお話ししてまいりました!
いかがだったでしょうか?
いいコミュニケーション、取れそうですか?笑
とても興味深い内容で、さらに今後の人生に役立つ「自分を整える」知識でしたよね。
しかし、国際資格が取れるスクールなだけあって内容はかなり濃いもので、
まわりも管理職の方が多く、
初心者で初受講のsuisuiにはけっこう堪えました。汗
これを楽しく続けていけるかというと、ちょっと疑問かもしれません。
せめてもうちょい少人数なら・・・。汗
資格を取った先を見据えがんばることを選ぶか、
役に立つことを考えるのではなく、やりたいことを考えるべきか。
まだ答えが出ないのが正直なところ。
もうちょっと考えたいと思いまーす!
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
ではまた次回のブログで!

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