さて、今回は『HSP(=繊細さん)』について深堀りしたいと思いまーす。
以前のブログでHSPについて投稿しましたが、
「HSP」には、「HSS型」と「非HSS型」が存在するそうなんです。
また、「HSP」のなかには「HSE」という気質も!
なにが、どのように、ちがうのか!?
気になりませんか??

気になりますよね~!笑
なので、くわしく調べてみることにしました♪
※HSPについては、こちらのブログをご覧ください。

「HSP」ってなんだっけ?
おさらいから。
ことばの意味的には・・・
「HSP」とは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)のこと。
日本語訳は、「非常に繊細な人」です。
周りからの影響を受けやすい、敏感、
普通の人なら気にしないようなことで心が乱される、気質のヒトのことでしたね。
「HSP」の特徴をくわしく!
アメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が提唱した
「HSP」の特徴をあらわした概念で、「DOES(ダス)」というものがあります。
- D:Depth of processing 物事を深く処理して慎重に行動する
- O:Overstimulation 刺激に対して敏感に反応してしまうため疲れやすい
- E:Emotional reactivity and Empathy 高い共感性をもっており感情移入しやすい
- S:Sensitivity to Subtleties あらゆる感覚が鋭く、音や光、においなどにも反応する
感情がとても繊細であるため、人間関係に疲れてしまいがち。
よって、1人で過ごすのを好みます。
また、「内向的」な性質をもったヒト(=陰キャ)が多いのが特徴です。
なので、「HSE」と区別して、通称「内向型HSP」と呼ばれることもあります。
そして、全人口の約20%、5人に1人の割合で存在すると言われています。
suisuiは「HSP」!(たぶん)
suisuiは病院で確定診断を受けたわけではないのですが、
ネット上でのセルフチェックでは、高いレベルでHSPだと判定されました!
よって、自称「HSP」を名乗っております。笑
「HSE」ってなに?
ことばの意味的には・・・
「HSE」とは、アメリカの心理学者マービン・ズッカーマン博士が提唱した概念で、
Highly Sensitive Extrovert(ハイリー・センシティブ・エクストロバート)のことです。
通称「外向型HSP」と呼ばれることもあります。
感情が繊細で敏感ではあるが、人と触れ合うことが好きな
外向的な一面をもっているひとたちのことをいいます。
「HSE」の特徴をくわしく!
繊細ではあるものの、社交的でもある「HSE」。
次のような特徴があげられます。
- チームワークを必要とする作業が好き
- ヒトと会ったり話したりすることで元気になれる
- 独りになると不安になるため、家に閉じこもることを嫌う
- 自分の気持ちを誰かとシェアしたいと思っている
このように、社交性がとても高いですが、
「HSP」と比べると外的刺激に触れる機会が多くなるため、
精神的・身体的に疲れやすいといった特徴もあります。
(もちろん、「HSP」でもたくさん外的刺激にさらされてしまう環境だと
同じことが起こりえます。汗)
また、「HSE」は「HSP」のうち約30%ほどを占めるとされています。
そして、ほとんどの「HSE」は「HSS型」のようです!
「HSS型」って?
ことばの意味的には・・・
「HSS」とは、High Sensation Seekinng(ハイ・センセーション・シーキング)のこと。
これもアメリカの心理学者マービン・ズッカーマン博士が提唱した概念です。
日本語訳は、「刺激探求型」。
好奇心旺盛で、新しいことに挑戦したり、スリルを求めて大胆な行動を取ったりする、
といった性質をもちます。
「HSS型」が付いたら、なにがちがうの?
じつは「HSP/HSE」は、「HSS型」が付くか付かないかで、
4タイプに分類できるみたいです!
「HSS型HSP」だと?
つまり、「HSP」と「HSS」があわさった気質。
刺激を求める外向的な性格ですが傷つきやすく、
他人の言動がいつまでも頭から離れなかったり、人ごみが苦手だったり。
個人差はあれど内向的で静かな環境を好みます。
「外部からの刺激に対して非常に敏感だけど、刺激を求めずにはいられない」
といった矛盾を抱えた性質です。

想像しただけで、めっちゃキツそう。汗
「HSS型HSE」だと?
つまり、「HSE」と「HSS」があわさった気質。
ヒトとの付き合いが苦にならない、あるいはかかわりをもつことが多いため、
リーダーシップや人気者の立場になりやすい。
しかし、過敏性と繊細さで気遣いや感覚が鋭いために、疲れてしまう性質をもちます。
これはこれでキツイですね・・・。
4つのタイプは、なにがちがうの?
「HSP」も「HSE」も「繊細さん」で疲れやすいという性質は共通のようです。
一方ことなる点は、「HSP」は内向的であるのに対して、「HSE」は外向的であるということ。
「HSS型」が付く場合、そこに「刺激を求める」という性質が
上乗せされるかの違いがあるみたいですね。
また、「HSS型」の性質があることで、他人から「HSP/HSE」と
気付かれにくくなることから、「かくれ繊細さん」と呼ばれることもあるようです。
まとめ
<HSP>繊細さん+刺激を求めない+内向的
・感受性が高い
・ヒトとの交流をさけたい
<HSE>繊細さん+刺激を求める+外向的
・感受性が高い
・ヒトと交流したい
<HSS型HSP>繊細さん+刺激を求める+内向型
・感受性が高い
・刺激はほしい
・ヒトとの交流をさけたい
<HSS型HSE>繊細さん+刺激を求める+外向型
・感受性が高い
・刺激はほしい
・ヒトと交流したい

みなさんが当てはまるタイプが
ありましたでしょうか?
さいごに
「繊細さん」にかんして深堀りしてまいりましたー。
いかがでしたでしょうか?
suisuiは、「考えて過ぎてしまうこと」や「ヒトよりも刺激に弱いこと」などが
良くないことだと思い、罪悪感をもって生きてきてしまいました。
でもこれは気質であって、しかたのないもの。
この気質も含めて自分なんだと。
これはこれでいいところ・活かせるところがあるじゃないか!と
少しずつ思えるようになってきました。
そのおかげで、現在はずいぶん生きやすくなったと感じております。
HSPの活かし方についてもブログをあげております。
よければそちらも参考にしてみてくださいね。
ご自身が「繊細さん」かもしれないとお悩みの方が知識を持ち、
1人でも少しでも心がラクになればいいなと思っております!!
今回は以上となります。
ではでは、次のブログでお会いしましょう!
参照:https://motifyhr.jp/blog/onboarding/hse/
https://firstcare.site/hss/

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